奈良県 北西部の在宅医療・看護・介護

奈良斑鳩の訪問診療、訪問看護・介護サービス 西和メディカルケアセンター

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西和往診クリニック

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緩和ケアについて~心身の負担を軽減~

緩和ケアについて

緩和ケアとは

「癌」をはじめとした重い病気の方が、「痛み」や「だるさ」、「吐気」「食欲不振」、「息苦しさ」などといった体の症状や、「気分の落ち込み」「孤独感」「不安」などの心の症状を緩和(軽減)できるよう、手助けする方法です。 日本は長寿世界一を達成しました。これは即ち、世界一『死ぬことが難しい』国になったということでもあります。苦しまず、安らかな最後を迎えたい。今も昔も、万人に共通する思いではないでしょうか。病気を治す治療の限界にきた方が、心や体の痛み・苦しみから少しでも解放され、その日まで、可能な限り普通の生活が送れるようわれわれ緩和ケアチームがお手伝いします。

緩和ケアチーム

西和メディカルケアセンターでは、医師・看護師をはじめとして、ケアマネージャーやヘルパーなどの有資格者、在宅支援薬局の薬剤師が一体となって、皆様の在宅での療養を支えます。

緩和ケアについて~その日までご自宅で~

終末期にある方のご家族へ

願わくば 花の下にて春死なむ
    その如月の望月の頃(山家集)

諸国を行脚した西行法師の詠んだ歌です。果たして数年後、西行法師は自身の詠んだ歌のとおり、文治6年2月16日(旧暦)の満月の夜、桜の咲き誇る南河内の仏寺の境内にて息を引き取った、と伝えられています。癌末期の方をはじめ、すでに病気と闘い疲れた方には、『花の下』には及ばずとも、無機質な病室ではなくせめて住み慣れた自宅で、何十年という人生の最後を静かに過ごしてもらいたい。畳の暖かさ、柱や壁の手触り、部屋のにおい、裏庭の木々のざわめき、家族との思い出が詰まった、これまでどおりの家で。われわれは、終末期にある方にあっては、自然の摂理に従って『死』を迎えることがその方への最大の『尊厳』であると考えています。この『尊厳』と、良寛上人のいう『死ぬときには死ぬがよく候』という文章の意味を深く考えながら、過度の医療介入を極力慎んで日々の診療にあたっています。

緩和ケアについて~おかえりなさい~

おかえりなさいプロジェクト

あなたの家に帰ろう
あなたも私も、仕事が終われば
家に帰る
人生という大きな仕事が終わる時にも
いつもの家に帰ろう・・・

『家族を病院から家に連れて帰りたいが、どうしたらいいかわからない』という方、どうぞご相談ください。我々はきっと、あなたのお役に立つことができるはずです。
プロジェクト冊子を差し上げます。ご要望の方はご連絡ください。